マレーシア企業、社外取締役の年俸が37%増=KPMG 

会計監査法人KPMGマレーシアは、上場企業トップ300社の社外取締役の報酬に関する調査報告を発表した。マレーシア監査委員会研究所と共同で実施した。

エマージング・マーケット 東南アジア

会計監査法人KPMGマレーシアは、上場企業トップ300社の社外取締役の報酬に関する調査報告を発表した。マレーシア監査委員会研究所と共同で実施した。

調査対象は1,821人。同報告書によると、ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)上場のトップ300社の社外取締役の平均年俸は37%アップし、8万9,000リンギから12万2,000リンギに増加した。社外取締役全体の11%が女性で、2009年調査における6%から大幅に増加した。

セクター別では、金融セクターの社外取締役の平均年酬が23万9,000リンギと最も高く、貿易サービスが14万8,000リンギで続いた。

企業別で平均年俸のトップはパブリック・バンクの67.1万リンギで、メイバンク(65万リンギ)、IHHヘルスケア(59.1万リンギ)、サイム・ダービー(53.3万リンギ)と続いた。

千田真理子

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