三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは1月3日、2013年の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は6万2227台。前年比は7.7%増と、久しぶりに前年実績を上回った。
6万2227台の内訳は、車種整理を進めた乗用車が、前年比20.6%減の2万4965台と減少。一方、SUVなどのライトトラック系は、前年比41.5%増の3万7262台と、大きく伸びた。
SUVでは、2010年10月に米国市場で発売した『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が最量販車に君臨。前年比は38%増と増えた。米国向けのアウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え。米国での需要増に対応している。
この他、新型『アウトランダー』、新型『ミラージュ』、『ランサー』(日本名:『ギャランフォルティス』)などが、堅調な販売結果を示す。
三菱モータースノースアメリカの横澤陽一社長兼CEOは、「2013年12月の販売結果は、過去7年で最高。7-12月は前年同期比27%の伸びを示しており、2014年も期待できる」とコメントしている。