【BMW X5 新型 発売】キドニーグリルを幅広に見せ、ダイナミックさと存在感強調

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  • BMW AG デザイナーの永島譲二さん
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BMW(BMWジャパン)が、導入を開始した3代目『X5』は、オフロードでの力強さと、高速走行性能の高さを兼ね備えたクルマとして開発され、デザインにもそのコンセプトを反映しているという。

そう話すのはBMW AG デザイナーの永島譲二さん。また、Xシリーズのラインナップの位置づけとして、「『X1』は若い人たちに向けて、『X3』は極端ではなく、“少し”オフロード調にしたクルマ。そして、X5は、トップグレードとして、値段を踏まえた高級感やエレガントさも備えてなくてはいけないクルマだ」と説明する。

また、永島さんは先代と比較し一番の違いは、ダイナミックさをより強調したことだという。具体的には、「キドニーグリルを幅広くし、ヘッドランプと接続。エアインテークも幅広くした」。これにより、「低重心に見せ、前進感、躍動感を感じさせるようにしている」と話す。

前述のとおりX5はXシリーズのトップグレードとして車格感も感じさせなくてはならない。永島さんはそのために2つの表現方法を取った。「ひとつはオフローダーとしての力強さを感じさせること。もうひとつは、高速で速く走ることが出来そうな、ダイナミックさを表現することだ」と述べ、「特に、グリルを幅広くすることは、ダイナミックな印象を与えるとともに、押し出しが強くなることから、存在感、車格感を強調することにつながっている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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