従業員積立基金、55歳時の基本積立額を19万リンギに設定

従業員積立基金(EPF)は、2014年1月より55歳をめどとした基本積立額を19万6,800リンギとする新設定をスタートすると発表した。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

エマージング・マーケット 東南アジア

従業員積立基金(EPF)は、2014年1月より55歳をめどとした基本積立額を19万6,800リンギとする新設定をスタートすると発表した。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

今回発表された額は、毎月最低820リンギを20年間受け取ることを前提として算出された。55-75歳の間に必要な額は19万6,800リンギになるという。会員は現在、毎月500リンギを55歳から75歳まで受け取ることを前提にしており、55歳時点での基準積立額は12万リンギとなっている。

基準積立額は3年に一度、見直しが行われている。今回は物価の上昇やマレーシア人の平均寿命が延びていることが考慮された。

EPFには現在1,300万人が加入し、積立をおこなっている。EPFは積立の他に投資プログラムも実施しているとした上で、投資をおこなうことでさらに定年後の生活に備えることができるとの見解を示した。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

Response.TV
  • 動画
  • 動画
  • 動画
  • 動画