華語学校理事会総連合会(董総)が行った調査によると、356校のうち314校が非中国系マレーシア人の生徒が在籍していると回答した。
5校においては在籍生徒全員が非華人となっていると答え、非華人の華語学校入学が増加していることが明らかになった。
調査はマレーシア半島の全校生徒150人以下の華語小学校を対象に行われた。調査では213校で生徒が減少しており廃校の危機に瀕していることが明らかになった。26校が新学期から入学する生徒が全員非華人となると答え、53校が非華人が華人よりも多くなると回答した。
調査では人種の垣根を越えて、取得言語を増やし、教育レベルの高い華語学校に子供を通わせるという教育方針を持つ非華人が増えていることが明らかとなった。また在籍生徒数が150人以下の華人学校では、教員不足、校舎の劣化、インフラの未整備などの問題を抱えており、学校を存続させるために非華人を入学させていることも浮き彫りとなった。
(FZ、12月26日)