パトカーから逃れようとしたクルマ、対向車と衝突

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23日午前0時ごろ、埼玉県行田市内の県道で、パトカーの追跡を受けていた乗用車が対抗斜線側へ逸脱。信号待ちのために停車していた対向車と衝突する事故が起きた。対向車の運転者が軽傷。警察は逃走車両を運転していた21歳の男を逮捕している。

埼玉県警・行田署によると、行田市持田付近の国道17号を交通機動隊の捜査車両(覆面パトカー)がパトロールしていたところ、赤信号を無視して進行する乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

パトカーはただちに追跡を開始。クルマは約2kmに渡って逃走したが、行田市佐間付近の県道を走行中に対向車線側へ逸脱。対向車線側で信号待ちをしていた乗用車と衝突した。クルマは道路左側の縁石にも衝突して約200m先で立ち往生。対向車の運転者が軽傷を負ったことから、警察は逃走車両を運転していた熊谷市内に在住する21歳の男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(信号無視)の現行犯で逮捕している。

聴取に対して男は「信号無視で捕まりたくなかった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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