見通しの悪いカーブで乗用車が追突、農業用車両の運転者が重傷

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19日午前10時ごろ、鹿児島県霧島市内の市道を走行していた農業用の小型特殊車両に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。小型特殊車を運転していた70歳の女性は車外に投げ出されて重傷。警察は乗用車を運転していた30歳の男を逮捕している。

鹿児島県警・霧島署によると、現場は霧島市牧園町持松付近で片側1車線の緩やかなカーブ。70歳の女性が運転する農業用の小型特殊車両は道路左側の路肩寄りを走行していたが、後ろから進行してきた乗用車が追突。女性は運転席から投げ出され、道路に隣接する竹林に転落した。

女性は約2.5m下まで落ちて全身を強打。近くの病院へ収容されたが、骨折などの重傷を負った。警察はクルマを運転していた同市内に在住する30歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

現場のカーブは見通しが悪く、前方不注視などで小型特殊車両の存在に気づくのが遅れたものとみられる。警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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