井原鉄道、開業15周年記念し運賃100円に…2014年1月11日

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早雲の里荏原駅のホームから車両基地の井原コントロールセンターを望む。2014年1月11日に開業15周年を迎える。
  • 早雲の里荏原駅のホームから車両基地の井原コントロールセンターを望む。2014年1月11日に開業15周年を迎える。

井原鉄道は2014年1月11日、井原線の開業15周年を記念して「井原線ワンコイン(100円)デー」を実施する。

当日は井原線の総社(岡山県総社市)~神辺(広島県福山市)間全線が終日、大人・子供とも1回100円で乗車できる。同線の通常運賃(大人)は初乗り(1~3km)が原則200円。総社~神辺間41.7kmを通しで乗ると1070円になる。

これに伴い日中の列車をおおむね2両編成で運行するほか、臨時列車を上下各3本運行する。総社・吉備真備・矢掛・井原・神辺各駅とその周辺施設でも、甘酒の振る舞いやクイズラリー、ライブステージなどのイベントを行う予定。

井原線は1966年、国鉄のローカル新線として日本鉄道建設公団(現在の鉄道建設・運輸施設整備支援機構)の手により着工したが、後に国鉄の経営悪化を受けて凍結。第三セクターなど国鉄以外の事業者が完成後の経営を引き受ける場合に限り工事が再開されることになっため、1986年に岡山県などが出資する井原鉄道が設立された。その後工事が再開され、「1並び」の1999年(平成11年)1月11日に開業。1番列車は11時11分11秒に発車した。

《草町義和》

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