ブリヂストンは、「エアフリーコンセプト」と名付けた空気充填不要タイヤの第2世代を装着した超小型電気自動車を公開している。
エアフリーコンセプトの第2世代は11月21日に東京モーターショー2013で技術発表したもので、同ショーに続いての技術展示となる。
エアフリーコンセプトはタイヤ側面に張り巡らせた特殊形状スポークにより荷重支持することで、空気充填を不要とした。またスポーク部の材質に熱可塑性樹脂を採用、これによりタイヤレッド部のゴムも含めてリサイクル可能な材料を使用しているのも特徴。
2011年に技術発表した第1世代は1人乗り電動カーに装着していたが、第2世代は耐荷重性、走行性能や低転がり抵抗性能を向上、超小型電気自動車への装着を可能にするとともに、時速60kmにも耐えられるとしている。
ブリヂストンブースでは第2世代を装着した超小型電気自動車に加えて、第1世代を装着した電動カーも同時に展示、比較できるようになっている。このほか低燃費タイヤ『エコピア with オロジック』を装着した工学院大学ソーラーカープロジェクトのマシン『Practice』なども出展している。