ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、東京モーターショー13に、フルモデルチェンジした新型『MINI』をワールドプレミアした。
MINIマーケティング・ディビジョンプロダクトマネジメントマネジャーの岡田信之さんによると、その最大の特徴は「誰が見ても一目でMINIとわかるデザインだ」という。そのデザイン要素は、「丸型のヘッドライトや、六角形のグリル。そして、サイドビューから見たドア、キャビン、ルーフと3つのデザインから構成される点。四隅にタイヤが配置されているスタンス」だとし、これらは変えずに、「それ以外は全て刷新したのが新型MINIだ」と述べる。
大きくは新開発の3気筒、4気筒エンジンと、インテリアのエレクトロニクス関係だと岡田さん。センターメーターの位置に、装備仕様に応じて4行表示のTFTディスプレイか、最大8.8インチのカラー・ディスプレイを用意(オプション)。「ここに車両の各種機能やエア・コンディショナー、インフォテインメントおよびコミュニケーション機能の操作時のフィードバック、ナビゲーションの地図やルート案内情報、MINIコネクテッド・サービス専用のグラフィックなどが表示される」と話す。
また、センターメーターの縁取りにはLEDが取り入れられ、「クルマのステータスによって色が変わる。コントローラーでナビを使うと、メニューの色に応じて変化するなどいろいろな遊び心を取り入れている」とした。
また、“新しい仕掛け”として、エンジンスタートをセンタークラスターにあるトグルスイッチでエンジンがかけられるほか、ヘッドアップディスプレイも装備される。「前方に集中する装備を持たせたことから、センターメーターではなく、目の前にスピードメーターはセットした」と説明。
最後に岡田さんは、「フルモデルチェンジのポイントはMINIらしさを残しながらも、遊び心をさらに進化させたことだ」と語った