日産自動車は全面改良した新型『エクストレイル』を12月16日に発売すると発表した。3代目となる新型エクストレイルは日産とルノーが共同開発したコモン・モジュール・ファミリー(CMF)と名付けたプラットフォームをベースにした初のモデルとなる。
日産の片桐隆夫副社長は12月11日に横浜市にある本社で開いた発表会で「今回の新型車は装備や質など色んな面を増強できたと思っている。ポジショニングを維持しながら、この値段でそういうことができたのはCMFのおかげだ」と説明。
さらに「年々車を進化させて色々な装備を加えているが、それも原価低減がないとできない。そういった意味ではCMFは結果として車の質を高められる。(CMFの導入には)困難もあったが、メリットの方が大きい」と強調した。
新型エクストレイルの価格は224万9100~279万7200円で、月2500台の販売を計画している。