WRCは12月9日、シトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチームが、2014年度シーズンのドライバーラインナップを公表し、クリス・ミーケとマッズ・オストベルグが新たに合流することを発表した。
チームはまた2013年度のメンバーであったハリ・アル‐カシミが、3台目のDS3ワールドラリーカーをスウェーデンとポルトガル、イタリアとスペインでドライブすることを明らかにした。
チームの指揮官であるイブ・マトン氏は、10月に5人のドライバー達と交渉中であると発言したが、これによって彼のリストにいたミッコ・ヒルボネンとダニ・ソルド、ロバート・クビサが合流するチャンスは無くなったと考えられる。
「信じられないようなチャンスだ。僕は過去数年間、いつもシトロエンの近くにいた。多くの経験とタイトルを獲得したチームと働くのは、とても幸運なことだ」とミーケは語った。
また26才のノルウェー人ドライバーであるオストベルグは、「シトロエン・レーシングに合流できたことは、とても幸福で誇らしい。僕達は公式のドライバースポットを得る為にハードに働いた。シトロエンが勝利するのを何年も見てきた後、このチームの一部となることは夢が現実化したようなものだ」と語った。