養老鉄道、旧1600系1編成を登場時の塗装に変更…12月28日に撮影会

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近鉄1600系の旧塗装に変更される600系のイメージ。記念撮影会も行われる。
  • 近鉄1600系の旧塗装に変更される600系のイメージ。記念撮影会も行われる。
  • 現在の養老鉄道養老線で運用されている車両の塗装は、近鉄の旧塗装の一つであるマルーン1色を基本としている。

養老鉄道はこのほど、同社の養老線で運用している600系の2両編成1本(モ604+ク504)について、近畿日本鉄道(近鉄)の「センロク」こと名古屋線1600系で採用されていたベージュと青帯の旧塗装に変更すると発表した。12月28日には記念撮影会を実施する。

600系は、近鉄の名古屋線や南大阪線で運用されていた通勤電車を養老線用に改造した車両。このうちモ604+ク504は、1959年から1966年にかけて製造された1600系と1800系増結車を改造して600系に編入している。

2007年に養老線の列車運行が養老鉄道に移管されたのにあわせ、同線の車両の塗装は近鉄の旧塗装の一つであるマルーン1色に変更されたが、2009年には「ラビットカー」こと南大阪線6800系の編入車であるモ606+ク506が、6800系登場当時の旧塗装(オレンジバーミリオン+白帯)に変更されている。今回、モ604+ク504も1600系登場当時の旧塗装に変更され、養老鉄道では近鉄車の旧塗装が3種類そろうことになる。

記念撮影会は12月28日の11時から12時まで、西大垣駅に隣接する大垣車庫(岐阜県大垣市)で行う。参加費は大人1000円・子供600円。先着40人までの事前応募制となっており、撮影会の案内を含む申込用紙が同社ウェブサイトで公開されている。

このほか、2014年1月6日から「センロク塗装記念フリーきっぷ」(1500円)やピンバッジ(450円)など、塗装変更記念の切符やグッズの販売を行う。

《草町義和》

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