来年1月から電気料金が値上げされることが明らかになったが、インフレ率や金利への影響はそれほど大きくないと見込まれている。電気料金の引き上げ幅はおよそ15-17%。
中央銀行バンク・ネガラのゼティ・アクタル総裁によると、電気料金値上げが現在2.8%のインフレ率を更に0.4%押し上げる可能性がある。一時的にインフレには影響を与えるが、大きな変化には繋がらないという。
需要の成長や事業体による効率化、生産性向上のための努力、民間セクターにおける投資などがインフレ抑制に貢献するため、電気料金の引き上げによる影響は最小限にとどまるという。