中国系の広州富力地産(R&Fプロパティーズ)がカレーシア・ジョホールバルにある土地6区画を、ジョホール州のスルタンから45億リンギで購入することを明らかにした。
高層住宅ユニットや小売施設、オフィス、ホテル、ショッピングモールなどを建設する計画だ。今回売却された土地の価値は1平方フィート当たり891リンギとなっている。
ジョホールには中国企業からの投資が相次いでいる。昨年12月に中国で最大の不動産開発企業の碧桂園控股有限公司(カントリー・ガーデン)が、ダンガ・ベイにある22.26ヘクタールの土地を買収している。
土地の開発により教育や観光、農業などの産業への波及効果が期待される。