日系航空会社の遅延率8.7%に悪化、欠航率は1ポイント改善…2013年7-9月国交省まとめ

航空 企業動向

国土交通省が発表した日系航空運送事業者の7~9月の輸送実績を公表した。

国交省では、航空利用者が自己責任により自由、的確に航空輸送サービスの選択を行うことが可能となるように、航空輸送サービスの情報を公開している。

公開の対象となる日系航空会社は、客席数が100席または最大離陸重量が5万kgを超える航空機を使用して行う航空運送事業を経営する事業者10グループ。

それによると10グループ合計の7~9月期の遅延率は8.7%となり、前年同期と比べて1.38%アップした。

最も高かったのはエアアジアジャパンで遅延率は30%近くに達した。全日本空輸(ANA)との提携解消で機材繰りができなくなったため。また、ピーチ・アビエーション、スカイマークも15%を超える水準だった。最も低かったのは日本航空(JAL)グループ。

欠航率は0.82%で、前年同期と比べて1ポイントダウンした。これも最も高かったのはエアアジアジャパン、次いで日本トランスオーシャン航空、ジェットスタージャパンと続いた。日本トランスオーシャン航空は天候による欠航が多かった。

《レスポンス編集部》

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