路線バス事業などを展開する国際興業グループは、運輸事業者向けの窓ガラスコート剤「ウロコバリア」を発売した。
新製品は、薄い膜状に広げる親水効果により、ガラス表面に着いた水滴を流れやすくし、ウロコ状の水垢痕の固着を抑制。短時間で簡単に塗布でき、少量で効果を発揮するため、安価で効率性に優れていることが特徴となっている。
同社では2005年にガラス水滴痕除去剤「ウロコ被膜除去クリーナー」を発売。その後ユーザーから「せっかくウロコを除去しても、しばらくすると再び元の状態に戻ってしまう」などの声が挙がり「ウロコバリア」の開発に着手、今回の発売となった。
ウロコバリアはウロコ被膜除去クリーナー(別売)と併用することで、水垢痕の除去から抑制までをカバーし、メンテナンス性の向上に寄与する。
既に同社バスでウロコバリアの使用を開始しているが、今後、鉄道、タクシー、船舶、トラック、ガソリンスタンドなど、車両の窓ガラスを取り扱う事業者に向けて販路を拡大していく。
価格は270ミリリットルボトル2本(バス5台分相当)で1万2600円。