カネカ、マレーシア・パハン州にPIフィルム工場を開設…来年1月に生産開始

カネカ(本社・大阪市)は21日、パハン州クアンタンのゲベン工業団地においてポリイミド(PI)フィルムの生産工場を開設したと発表した。

エマージング・マーケット 東南アジア

カネカ(本社・大阪市)は21日、パハン州クアンタンのゲベン工業団地においてポリイミド(PI)フィルムの生産工場を開設したと発表した。

PIフィルムは、フレキシブルプリント配線板に使用されており、スマートフォンやタブレットPCの普及に伴い更なる需要の拡大が見込まれている。

同社は昨年、競争力の強化、事業拡大を目指し、資本金9,400万リンギでカネカ・アピカル・マレーシアを設立した。新工場は来年1月に生産を開始する。年産能力は約600トンとなっている。

菅原公一 代表取締役社長は、ハイテク商品向け材料の生産を行うため新たに10億リンギを投資すると明らかにした。電子材料、プラスティック、合成繊維、バイオテクノロジーに注力して行く方針だとコメント。現在新たなプロジェクトを検討しており、クアンタンでプロジェクトを進める計画だと述べた。

広瀬やよい

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