航空輸送統計、中国の旅客人数が12カ月ぶりにプラス…8月

航空 企業動向

国土交通省が発表した8月の航空輸送統計速報によると、国内定期航空輸送人数は前年同月比10.1%増の930万2000人とり、前年を大幅に上回った。

幹線では関西~新千歳を除いて前年を上回ったほか、ローカル線も同11.4%増と好調だった。座席利用率は71.6%となった。人キロベースでは同11.0%増の85億6697万2000人キロだった。

国内貨物輸送量は、同3.8%増の8万5711トンだった。重量利用率は42.6%だった。

国際線の旅客輸送人数は同7.3%増の145万8000人となった。座席利用率は82.5%だった。

方面別では、反日デモの影響で低迷していた中国が同0.7%増と12カ月ぶりに前年を上回った。その他アジアが同21.2%増、米大陸が同11.8%増となるなど、韓国を除いて順調だった。韓国だけは同15.8%減と落ち込んだ。人キロベースでは同8.8%増の1億0090万9000人キロだった。

貨物輸送量は同11.0%増の10万0909トンとなった。重量利用率は72.1%だった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集