エアバスは、11月8日にフィリピンを襲った最も強力な台風の一つによる被害に対し、同社の企業基金が幾つかの人道的救済援助ミッションを実施した。
エアバスの『A340-300』テスト用航空機は、この日の朝7時45分にフィリピンのセブに向けてフランスのリヨンを出発したこの航空機は、28人の後方支援者と緊急レスキューの専門家達と共に、ほぼ30トンの水分浄化装置やエナジービスケットなどを搭載しており、16日土曜日の現地時間朝7時に到着することが予定されている。
それに加え、フィリピン航空の新型『A321』は10人の医師と看護婦達の医療チーム、11トンの医療設備と食料を、マニラを通じてフィリピンのタクロバンに空輸する為に使用されている。この航空機はドイツのハンブルグにあるエアバスの敷地を15日金曜日の夜に出立し、現地時間で16日土曜日の午後8時半にマニラ・キャピタル空港に到着することが予定されている。医療要員とグッズは、その後タクロバンに向けての飛行機に移乗することになっている。