国土交通省は11月14日、JR北海道に対し3回目となる特別保安監査を開始した。
レール検査データの改ざん報道を受け、同省北海道運輸局が立入検査を行った結果、改ざんの疑いが極めて濃厚になったため、14日正午から本省鉄道局職員9人と北海道運輸局職員8人の計17人が、JR北海道本社と複数の支社に監査に入った。
今回の監査では、検査データ改ざんの事実関係を確認するほか、過去2度の改善指示に対するJR北海道の対応状況、経営問題としてのコンプライアンスの状況について調査、確認することが目的。
JR北海道に対する今回の監査については、菅義偉官房長官が監査方法を改めるよう同省に指示したことを受けて抜き打ちで行い、17日まで実施する予定だ。