関東鉄道の「新線」が完成…11月23日に乗車体験会

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騰波ノ江駅構内の貨物線跡地に設置された「とばのえ支線」。常総線の開業100周年を機にトロッコの乗車体験施設として建設された。全長わずか70mの「新線」だ。
  • 騰波ノ江駅構内の貨物線跡地に設置された「とばのえ支線」。常総線の開業100周年を機にトロッコの乗車体験施設として建設された。全長わずか70mの「新線」だ。
  • 11月1日に開業100周年を迎えた常総線の列車。

関東鉄道はこのほど、常総線騰波ノ江駅(茨城県下妻市)構内にトロッコ線「とばのえ支線」を建設した。11月23日に開通式典とトロッコの乗車体験会を実施する。

騰波ノ江駅には以前、上り本線から分岐する貨物線が存在し、農産物などの貨物を受ける線路があった。こうしたことから同社は100周年記念事業の一環として貨物線の「復活」を計画。貨物線が敷設されていた位置に全長70mの線路を敷き、トロッコの乗車体験施設として整備した。

開通式典は10時から。式典の終了後、来場者から希望者を募って軌道自転車の試乗を行う。雨天の場合は式典のみの開催となる。

《草町義和》

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