11月11日、英ロンドン・ヒースロー空港は13年10月の輸送実績を公表した。
旅客数は前年同月比4.6%増の630万人。濃霧やハリケーンの発生を考慮した、実際の増加率も同4.0%プラスを記録した。一機あたりの平均旅客数は同1.4%増の154.6人。
方面別は中国線が同19.2%増と大きく伸びた。インド線、ブラジル線、BRICもそれぞれ同8.3%、4.7%、5.9%プラスと堅調。
英ブリティッシュ・エアウェイズは、ブリティッシュ・ミッドランド航空の発着枠を活用し、成都=ロンドン(ヒースロー)線の運航を開始したばかり。中国国際航空がロンドン・ガトウィック空港への乗り入れを中止したこともあり、今後も中国線利用者の増加が見込まれる。