仙台ICカードの名称、「イクスカ」に決定…2014年度から導入へ

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仙台市営地下鉄南北線の泉中央駅。南北線は2014年度からICカード「イクスカ」を導入する予定。
  • 仙台市営地下鉄南北線の泉中央駅。南北線は2014年度からICカード「イクスカ」を導入する予定。
  • 「鉄道技術展」で展示されている仙台市営地下鉄東西線2000系の模型。東西線は2015年度の開業当初から「イクスカ」を導入する予定だ。

仙台市交通局は11月8日、仙台IC乗車券推進協議会が一般から募集した仙台IC乗車券の名称が「イクスカ」に決まったと発表した。

仙台都市圏の公共交通機関のICカードは、2014年度に地下鉄南北線、2015年度に路線バスと地下鉄東西線に導入される予定。8月22日から9月17日にかけて、仙台市の交通局と都市整備局、バス会社の宮城交通で構成される仙台IC乗車券推進協議会がIC乗車券の名称を公募していた。応募総数は2198通で、1057作品の応募があった。

交通局によると、最終審査には「イクスカ」のほか「ダテカ」「ノルッチャ」「ササピ」「モリカ」が残った。このうち「イクスカ」は「行く」と仙台弁の語尾「~すか」を組み合わせたもので、「誰でも発音しやすい名称」であること、英語のexcursion(イクスカーション=小旅行・遠足)の意味も含んでいること、「IC乗車券を使って『行きますか』『行きましょう』という、公共交通の利用促進が表現されている」との理由から選ばれた。

《草町義和》

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