若田光一宇宙飛行士ら第38次/第39次長期滞在クルーが搭乗したソユーズTMA-11M宇宙船(37S)は、日本時間11月7日午後1時14分に、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地からソユーズロケットにより打ち上げられた。
その後、ソユーズTMA-11M宇宙船(37S)は、同午後1時23分頃にソユーズロケットから分離した。分離後に太陽電池パドル、通信アンテナを展開し、順調に飛行中。国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングは日本時間の11月7日午後7時31分の予定。
若田宇宙飛行士は、第38次長期滞在では、フライトエンジニアとして6か月滞在し、ISSの運用、「きぼう」日本実験棟を含むISS各施設のシステム運用、日本と国際パートナーの科学実験をはじめとする宇宙環境の利用に重点をおいた活動などをISSで行う。
滞在の後半となる第39次長期滞在では日本人初となる船長(コマンダー)を務め、滞在期間中の指揮をとる。
ISSからの分離・帰還は2014年5月14日の予定。