マレーシアの官民協働組織「ハイテクのためのマレーシア産業政府関係機関団体(MIGHT)」傘下のマイバイオマスは、ジョホール州にあるバイオ精製プラント「マイ・バイオマス・プラント」を2016年末までに稼動させる計画だ。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが報じた。
プラントでは、バイオマス廃棄物の20%を様々な製品に加工することが可能。来年第4四半期に起工式を予定している、建設コストは3億-4億リンギ。1年間に6万トンの生産能力を持つことになると見込まれている。現在マレーシアでは年間8000万トンのバイオマス廃棄物が生産されている。
「マイ・バイオマス・プラント」ではアブラヤシからとれるバイオマスを利用し、製薬やエネルギーなど様々な産業向けの製品を加工する。