WRCは11月5日、WRCのベルギー人ドライバーであるティエリー・ヌービルが、2014年度より新規チームとしてWRCに参戦するヒュンダイ・モータースポーツと、複数年の契約を交わしたことを発表した。
2013年度シーズン中に4度の2位フィニッシュを含む6連続表彰台を獲得したヌービルは、シーズン後の最もホットな移籍ドライバーとして注目されていた。
ヒュンダイ・モータースポーツのチーム指揮官であるマイケル・ナンダン氏は、「ティエリーはファンタスティックな2013年度シーズンを持っており、WRCの中で最もエキサイティングな若いドラーバーの一人であることを証明した。彼の生のスピードと運転技能、ラリーへのダイナミックなアプローチにより、彼はヒュンダイにとって理想的なリード・ドライバーとなるだろう」と語った。
ヌービルは副ドライバーのニコラス・ギルソウルと共にヒュンダイの新型『i20』ワールドラリーカーを2014年度シーズンの全ての13のイベントで運転し、デビューを1月に行われるモンテカルロラリーで果たすこととなる。WRCでの3度目のシーズンを迎える25才のヌービルは、ヒュンダイとの新しい契約は彼にとって完璧だと信じている。
「僕はチームの施設やラリーのプログラムへの彼等のアプローチ、明快なポテンシャルに印象を受けた。僕はWRCでの2年間の経験が、チームに利益をもたらすことを期待している。僕達が将来成功することに自信を持っている」とヌービルは語った。