スターフライヤーが発表した2013年9月中間期の連結決算は、経常損益が13億1300万円の赤字に転落した。前年同期は1億9500万円の黒字だった。
売上高は前年同期比28.0%増の160億2400万円と大幅増収だった。福岡~羽田線を増便したことなどから旅客数は同42.0%増の80万6000人と大幅に増えている。
損益では、福岡~関西線の新規就航に向けた航空機材費の増加や、円安による燃料費、航空機材費などの増加、航空機材のリース期間満了による返却に向けた、整備費用の増加などの影響で、営業損益は14億3600万円の赤字に転落。前年同期は3億6900万円の黒字だった。
当期損益は13億1800万円の赤字となった。
通期業績見通しは競争環境が厳しいことなどから下方修正。売上高は前回予想より7億円マイナスの337億円となる見込み。
営業損益は、想定を上回る航空機材返却整備費の増加などもあったため、1億9000万円の黒字を想定していたが20億4000万円の赤字となる見込み。経常損益は4億3000万円の黒字から18億円の赤字に下方修正した。最終損益は5億1000万円を予想していたが17億4000万円の赤字となる見込み。