東急、ポイントサービスの「名誉駅長」にオリジナルPASMO会員証を発行

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「のるレージサービス」の「名誉駅長」に発行されるオリジナルPASMO会員証のイメージ。券面に東急線キャラクター「のるるん」と氏名が印刷される。
  • 「のるレージサービス」の「名誉駅長」に発行されるオリジナルPASMO会員証のイメージ。券面に東急線キャラクター「のるるん」と氏名が印刷される。

東京急行電鉄(東急)は10月31日、同社が展開しているポイントサービス「のるレージサービス」について、9月以降に会員ランクが「名誉駅長」に到達した利用者を対象に「のるレージ オリジナルPASMO会員証」を発行すると発表した。

「のるレージサービス」は、同社が4月1日から始めたポイントサービス。PASMO(パスモ)など指定の交通系ICカードで東急線を利用すると、オリジナルポイント「のるる」がたまる。ためた「のるる」は、東急線のフリー切符や東急のキャラクター「のるるん」のオリジナルグッズなどに引き替えることができる。

また、会員ランクは入会の時点で「駅員」だが、1カ月あたりのポイント取得数に応じて「主任」「助役」「首席助役」「駅長」「名誉駅長」にランクアップする。「名誉駅長」になるためには、前月のランクが「駅長」で、かつ350のるる以上を獲得する必要がある。

オリジナルPASMO会員証が発行されるのは、「のるレージサービス」登録会員のうち「名誉駅長」ランクに到達した利用者。対象者には11月から順次、事務局からメールで連絡し、2014年1月から順次発行する。券面には「のるるん」をあしらい、会員の氏名をデザインする。対象者1人につき1枚のみ発行し、有効期間は発行から約2年間。「世界で一枚限りのオリジナルPASMO付身分証」になるという。

東急はPASMOのIC認証機能を活用した「PASMO付身分証事業」を展開しており、利用者の希望に応じたデザインと文字を券面に印刷したPASMO機能付きの学生証や社員証を発行している。東急は「今後も、多くの方に東急線でのお出かけを楽しんでいただけるサービスならびに、PASMO付身分証事業の展開に取り組んでいきます」としており、オリジナルPASMO会員証の発行で身分証事業の認知度の向上を目指す。

《草町義和》

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