2013年のインディカーチャンピオンのスコット・ディクソンは、デビッド・レターマンがホストを務める人気の深夜トークショーに出演した。
初めにディクソンはレースの事故で怪我をしたダリオ・フランキッティの回復ぶりについて語り、同時にコクピットやシート、耐火スーツ、そしてベトナム戦争時に使用された防弾素材で作成された燃料タンクについてなど、インディカーの安全性について語った。
その後ディクソンは2才と4才の彼の娘や妻について語り、娘達にはモータースポーツではなくテニスまたはゴルフの道に進んで欲しいという希望を語った。
次にインディカーがどれくらい速く走るのかというホストに質問に対して、ディクソンはインディ500では約250mph(402.25km/h)のスピードで走ると答え、「ファンは時々『私達が手を降っていたのが見えましたか?』などと聞いてくるが、僕は『いいえ』と答えるしかない」と笑いながら語った。
またディクソンはレースの週末に何度もブレーキを交換するが、その際にクルーが交換の事実をドライバーに伝えるのを忘れたことがあり、コーナーに入る時にブレーキがフロアーに着いてしまうという事態を経験したことを語った。
そして最後に彼が育ったニュージーランドやオーストラリアに関して、タスマニアデビルが絶滅の危機に貧しているので、レースによって寄付金を集めるべきだとホストが提案すると、「是非やりましょう」と答え、その後インディカーチャンピオンシップのカップを観客に披露した。