英「ザ・ガーディアン」紙が選んだ世界の15大壁画にアジアで唯一、ペナン島ジョージタウンのアルメニアン・ストリートにある「自転車に乗る子供たち」がランクインした。星洲日報が報じている。
同壁画アートは、リトアニア出身のアーティスト、アーネスト・ザカレビッチ氏が「ジョージタウン・フェスティバル2012」にちなんだ芸術プロジェクトの一環として製作したもの。「青い少女」や「背伸び」、「ボートに乗る少年」などの一連の作品と共に、ユネスコの世界遺産地域の古くからある家並みの白壁に描かれた。少女の後ろに弟がしがみついている様子を写実的に描いており、手前に置かれた本物の自転車に本当に姉弟が乗っているような錯覚を覚えさせる作品となっている。
同壁画ランキングにはこのほか、アイルランド、メルボルン、ロンドン、アフガニスタンなどの作品が選ばれた。