10月12日、13日にインテックス大阪で開催された大阪キャンピングカーフェスティバルでホンダ『ステップワゴン』ベースのキャンパー『FREE DECK』が展示された。FREE DECKは愛知県が本拠のホワイトハウスの企画、製造によるものだ。
FREE DECKの特徴は、屋根の上にロフト風の室内を作れる2ピース構造のポップアップルーフと、FF式のエアヒーターだ。ポップアップルーフは、車体の屋根に載せられる安全強化台と開閉自在な軽量ルーフトップからなる。ルーフトップは直接車体に触れない構造のために、走行時の静粛性が優れている。エアヒーターは、車外に固定されてエンジンを止めても暖房できるように、少量のガソリンを燃焼させて、清浄で安全な温風を車内とポップアップルーフに供給する構造になっている。
主要な装備には、フルフラットのベッド、1500Wのインバータ付きのサイドギャレイ、全窓カーテンがあり、オプションで冷蔵庫、電子レンジが用意されている。展示車(FREE DECK JOY コンフォートS:8ナンバー登録)の価格は448万9800円。
ステップワゴンベースの他にも、『フリード』、『フィット・シャトル』をベースにしたキャンパーもあり、ハイブリッド車のキャンパーも選択できるという。