日産自動車が発表した2013年9月の国内生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比14.1%増の44万6221台で、9月としては過去最高を記録。2か月連続のプラスとなった。
国内生産は同1.9%減の9万4703台とマイナスだったが、海外生産は同19.3%増の35万1518台で9月としては過去最高を記録した。米国は、一部車種の工場移管準備のため台数の少なかった昨年同月に対する大幅な台数増により、同72.8%増の7万0746台と前年実績を大きく上回った。中国も、主に『ティアナ』『シルフィ』の台数増により、同48.2%増の11万4942台と前年実績を大きく上回り、9月として過去最高を記録した。
グローバル販売は、同13.2%増の44万8926台と、9月としては過去最高を記録。国内販売は、同16.0%増の7万1342台。登録車は同1.0%減の5万0772台と前年を下回ったが、軽自動車は新型『デイズ』の好調な販売が貢献し、同1.9%増の2万0570台と、9月としては過去最高を記録した。
一方、海外販売は米国が不振だったものの、欧州や中国が好調で、同12.7%増の37万7584台と、前年実績を上回った。
輸出は、同10.4%増の6万0288台と前年同月を上回った。