軽乗用車がヒグマと衝突、9年前のバイパス開通以来初

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22日午後11時30分ごろ、北海道豊富町内の国道40号バイパスで、道路に飛び出してきたヒグマと、走行中の軽乗用車が衝突する事故が起きた。衝突によってクルマは中破。ヒグマは死んだが、クルマの乗員2人にケガはなかった。

北海道警・天塩署によると、現場は豊富町福永付近で片側1車線の直線区間。ヒグマは対向車線側から道路横断を開始。道路左側の斜面に抜ける直前、進行してきた軽乗用車にはねられた。

クマとの衝突によって軽乗用車は前部が中破したが、乗っていた天塩町内に在住する男性2人にケガはなかった。ヒグマは体長約2m、推定6-7歳とみられるオスで、衝突によって即死している。

現場のバイパスは9年前に開通したが、これまでにクマと車両が衝突した事故は一度もなかったという。

《石田真一》

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