WRCは10月23日、11月に行われるWRCシリーズの最終戦であるラリーGBが、最終戦としての伝統を取り戻すことで、昨年の同イベントに比べ2倍以上エントリーを集めていると発表した。
昨年のカーディフを本拠としたラリーにはたった31台が参加しただけだが、今年の11月14日から17日に行われるイベントは本拠を北ウェールズのディーサイドに移し、幾つかのクラシックなステージを戻したことによって多くの関心を集め、64のクルーがエントリーすることとなった。
26ヶ国から参加した選手がラインナップを代表することとなり、WRCのレギュラーメンバーに加え、ポーランドのマイケル・ソロウォウがカタールM‐スポーツのためにフォード・フィエスタRS WRCを運転する予定。
また英国のマーク・ヒギンズがWRC-2クラスでフォード・フィエスタR5を運転し、冬季オリンピックのスケルトン(ソリ)のゴールドメダリストであるエイミー・ウィリアムズが、テレビのプレゼンターであるトニー・ジョルディンの副ドライバーを務め、国際ラリーに初挑戦する。
そしてこのラリーでWRCクラスのデビューを飾る元F1ドライバーのロバート・クビサの走りも、大いに注目されるところである。