富山地鉄、稲荷町車両基地の一般公開イベント実施…11月3日

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富山地鉄の「ダブルデッカーエキスプレス」。11月3日の「ちてつ電車フェスティバル」で臨時運行を行う。
  • 富山地鉄の「ダブルデッカーエキスプレス」。11月3日の「ちてつ電車フェスティバル」で臨時運行を行う。
  • オールステンレス車の17480形。11月3日から通常ダイヤで運行するが、前日の2日に「ちてつ電車フェスティバル」のプレイベントとして臨時運行を行う。

富山地方鉄道(富山地鉄)は11月3日、「ちてつ電車フェスティバル2013」を稲荷町車両基地(富山市、稲荷町駅に隣接)で開催する。車両基地を一般に公開するほか、2階建て車両「ダブルデッカーエキスプレス」の臨時電車乗車会もあわせて行う。

開催時間は9時30分から15時30分まで。主な内容は電気機関車などの展示、電車に乗ったまま洗車機を通過する体験イベント「洗車でGO!」、運転台の写真撮影会、鉄道グッズや鉄道部品の販売など。方向板など一部の鉄道部品の販売は抽選制や入札制になる。

「ダブルデッカーエキスプレス」の臨時電車乗車会は、稲荷町~南富山・越中荏原間を10時頃から14時30分頃にかけて複数回運行する。2階建て車(2号車)の2階席は小学生以下の子供のみ利用できる。臨時電車の切符は大人300円、子供100円だが、子供のみの乗車はできない。9時30分から発売ブースで販売する。

このほか、11月2日に先行イベントとしてオールステンレス車17480形の臨時運行と撮影会を実施する。17480形は3日から通常の営業運行を開始するが、それに先駆けての運行となる。臨時運行のダイヤは「シークレット」としており、運行区間などは公表していない。また、富山地鉄と京阪電気鉄道の社員による「ダブルデッカーエキスプレス」導入の苦労話などを交えた「トークショー的?懇親会」も行われる。定員60人の事前応募制で、旅行代金は1人8000円。

《草町義和》

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