NECは、新東名高速道路に納入した最新の交通管制システムを出展。車両台数や速度といった各種データの収集から処理、さらに情報提供までを従来の5分の1の1分間隔で可能にしたのが特徴。
交通管制システムはすでに日本に広く普及しているが、NECでは新興国への導入を図るべく、同システムをブースのメインに据えた。さらにNEXCO中日本と協業して、システムだけではなく、運営ノウハウや保守管理までをトータルで提案している。
実際、「海外からの来場者から、どうやって運営すればいいのかという質問が多かった」とNECの交通・公共ネットワーク事業部第三システム部の原慎二氏は語る。
また「新東名のシステムは最高スペックだが、新興国には各国の事情に合わせてダウンサイズして少ない費用で導入できるよう提案していく」としている。