日本郵船と郵船ロジスティクスは、10月7日から11日までの5日間、海外のナショナルスタッフ向け研修「グローバルNYK/YLKウィーク2013」を開催した。
世界各地から選抜された日本郵船14人、郵船ロジスティクス14人の幹部候補生計28人のスタッフが参加した。
この研修は、参加者が国や部門、会社の垣根を越えて交流を深め、グループ意識を醸成することを目的に開催しているもので、昨年から、日本郵船・郵船ロジスティクス合同での開催となった。グループ内の結びつきとネットワークを強化することを目指している。
今回はテーマに「NYKグループを強くするために取り組む、次の5年の課題は何か」を掲げ、日本郵船グループ・バリュー「誠意・創意・熱意」に関する討議や、中期経営計画に基づく各部門戦略についての講義、グループの競争力である品質や現場力に焦点を当てたワークショップなど、様々な側面からグループの事業や取り組みについての活発な意見交換を行った。
参加者は研修中、5つのグループに分かれ、それぞれのグループがテーマに対するプレゼンテーションを行い、事業運営への参加意識を高めた。
また、日本文化への理解を深めるため、オフィスを離れ、文化遺産の見学や座禅体験も行った。
同社グループでは、グローバル企業として発展するため、海外拠点で働くナショナルスタッフの育成に今後も取り組んでいくとしている。