MRJ、飛行試験機初号機の最終組立開始…中部胴体から着手

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MRJ、飛行試験機初号機の最終組立開始
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三菱航空機と三菱重工業は10月15日、次世代リージョナルジェット機「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)」の飛行試験機初号機の最終組み立てを、三菱重工業 名古屋航空宇宙システム製作所 小牧南工場(愛知県西春日井郡)で開始すると発表した。

今回の組み立て開始は、これまで飛島工場(愛知県海部郡)で組み立ててきた機体構造部位のうち、中部胴体を13日、小牧南工場に移送したのを受けて着手するもの。今後、順次搬入される飛行試験機の胴体や主翼などの機体構造部位を結合し、電気配線や油圧配管などの取り付け、さらには必要な装備品の装着に取り組んでいく。

今後、大江工場(名古屋市港区)で組み立てる垂直尾翼、水平尾翼や、米国プラット・アンド・ホイットニー社から供給される、大幅な燃費低減を実現する最新鋭エンジンなども機体に組み込む計画で、国産初のジェット旅客機MRJは徐々に最終的な姿を現すこととなる。

《纐纈敏也@DAYS》

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