首都圏クランバレーの大量高速輸送(MRT)システム(KVMRT)1号線プロジェクトのトンネル部分の工事進捗率は、9月末時点で39%となっており、年内に50%に達する見込みだ。
マハティール・モハマド元首相が10日、クアラルンプールのコクレーン駅の建設現場を訪問した。その後の会見で建設を担当するコンソーシアム、MMC-ガムダKVMRT(T)は、工事は順調に進んでおり、建設コストも当初予定を上回らないと発表した。
マハティール元首相は、工事が順調に進んでいることを嬉しく思うとコメント。国内の建設業者が成長している証だとした上で、外国の企業に発注せず国内企業だけで複雑なプロジェクトを進めることができるようになったと述べた。