JR九州の鹿児島中央駅が100周年…記念乗車券を発売

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鹿児島中央駅の100周年を記念して発売される記念乗車券。「鹿児島中央から東市来ゆき」と「東市来から鹿児島中央ゆき」の片道乗車券(硬券)各1枚をセットにして販売する。
  • 鹿児島中央駅の100周年を記念して発売される記念乗車券。「鹿児島中央から東市来ゆき」と「東市来から鹿児島中央ゆき」の片道乗車券(硬券)各1枚をセットにして販売する。
  • 記念乗車券には専用台紙も付く。
  • 九州新幹線全通後の鹿児島中央駅。駅舎の手前にある階段は再開発に伴い撤去されている。

JR九州は鹿児島中央駅(鹿児島市)の100周年を記念し、10月11日から「鹿児島中央駅100周年記念乗車券」を発売する。

鹿児島中央駅は1913年10月11日、現在の鹿児島本線鹿児島中央~東市来間の開業にあわせて開設された。開設当時の駅名は「武」で、1927年には駅名が「西鹿児島」に変更されている。

これに先立つ1901年には鹿児島駅が開業しており、同駅が鹿児島市内の中心駅として機能していたが、戦後は西鹿児島駅周辺の市街地が発達して市内の中心が同駅周辺にシフト。特急列車や急行列車の発着駅も西鹿児島駅に移り、実質的には西鹿児島駅が鹿児島市の中心駅となった。2004年には九州新幹線の部分開業にあわせ、現在の「鹿児島中央」に改称されている。

記念乗車券は鹿児島中央~東市来間の往復乗車券(片道硬券2枚)で専用台紙付き。発売数は開業年にちなんで1913セットとなる。発売額は900円。

《草町義和》

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