川崎重工業は、川崎式BK117C-2型ヘリコプターを東邦航空に2機、セントラルヘリコプターサービスに1機それぞれ納入したと発表した。
これでC-2型ヘリコプターを国内で累計28機納入したこととなる。
川崎式BK117ヘリコプターは、同社と欧州のヘリコプターメーカーECD(ユーロコプタードイツ)が共同開発した機種で、物資・人員輸送、消防・防災、警察、ドクターヘリ、報道など、多くの用途で使用されている中型双発機。
BK117は、機体後部に大きなクラムシェル・ドア(観音開きドア)を備え、患者の搬出入が容易で、機内での医療行為を施しやすい広いキャビンスペース、コンパクトなボディと機動性から、救急医療用機として使用されている。