日本通運、ベトナム2拠点目、ハイフォン地区にトラック・コントロールセンター

日本通運は、子会社のベトナム日本通運がハイフォン港湾DINH VU地区に新たな車両基地「ハイフォン・トラックコントロールセンター」を開設、オペレーションを開始したと発表した。

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日本通運は、子会社のベトナム日本通運がハイフォン港湾DINH VU地区に新たな車両基地「ハイフォン・トラックコントロールセンター」を開設、オペレーションを開始したと発表した。

ハイフォンTCCの稼動に伴って、ベトナムでの配送基地をハノイとともに2拠点体制とすることで、配送エリアを細分化し、コンテナの引き取り時間や貨物搬出入の所要時間短縮を図る。

TCCを今回設立したハイフォン市は、紅河水系(カム川)河口に位置する港町で、首都ハノイにかけての東西約110kmの沿線には、数多くの工業団地が建設され、ハイフォン港の国際貿易港としての重要度は増している。

ハイフォン地区への集荷・配達はこれまで、ハノイ地区にある車両基点を基地として利用していたが、ハノイ地区とハイフォン地区を結ぶ幹線道路は、慢性的な混雑状態にある。輸送定時制の確保や車両の回転率向上のため、今回ハイフォン市に拠点を設けた。

ハイフォンTCCでは、GPSによる全車両の位置情報を24時間体制で管理しており、適切な運行ルートの選択、安全運転の遵守、交通渋滞や事故による遅延などへも迅速に対応していく。センターはトレーラーなどの大型車両50台の収容が可能。

《レスポンス編集部》

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