WRCは10月3日、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエが、ポイントスタンディングで2位のティエリー・ヌービルがパワーステージで勝利できなかったため、2013年度WRCチャンピオンに確定したことを発表した。
4.55kmのステージを走り終えた後、オジエと副ドライバーのイングラシアはフォルクスワーゲンの指揮官であるジョスト・カピート氏と抱き合って、王座獲得を喜んだ。
「僕達がゼロから世界チャンピオンに至ったことは、凄いストーリーだ。多くのハードな仕事や開発、そして皆の努力などハードな年だったが、フォルクスワーゲンにとってWRC最初の年で、しかもシーズンがまだ終わっていないのに、僕達はすでにチャンピオンになることができた」とオジエは語った。
ラリーフランスの競技がまだ3日間残っている為、今夜オジエが祝う時間は無く、彼の思いはすでにホームラリーで勝利することに向けられている。
「木曜日の夜に世界チャンピオンになるのは変な感じだ。僕達は何年もこのために働いてきたが、明日のラリーに集中して週末を楽しみ、良いパフォーマンスをしなければならない。僕達の次のゴールはポイントをチームにもたらすことで、もう一つのタイトルであるマニュファクチャー・チャンピオンの座を手に入れることだ」とオジエは付け加えた。