ナジブ・ラザク首相は2日、10月に予定されていた米国のバラク・オバマ大統領のマレーシア訪問が延期となったと発表した。マレーシアン・インサイダーが報じた。
ナジブ首相は訪問延期の理由について、米国において民主、共和両党の対立が起こっており、政府機関の一部が閉鎖に追い込まれているため、オバマ大統領は問題を解決しなくてはならないと説明した。オバマ大統領の代わりとしてジョン・ケリー国務長官がマレーシアを訪問する。
政府機関の閉鎖について、エコノミストらはマレーシア経済への影響はわずかだとの見解を示している。影響があるのは投資家感情への影響のみだと見ている。米国経済の低速化が予想されるが、問題はすぐに解決されると見込んでいる。