住友ゴム工業は9月18日、トルコにおける同社グループとして初のタイヤ工場「Sumitomo Rubber AKO Lastik Sanayi ve Ticaret A.S.(SAT)」の安全祈願祭を、同工場建設予定地(チャンクル県)で実施した。
安全祈願祭には、工業団地関係者、住友ゴムの池田社長、SATの藤本社長、合弁相手のAKOムスタファ会長など、総勢50人が出席した。
トルコでは着実な経済成長を背景に、自動車用タイヤの需要が増加しているだけでなく、欧州・中東・北アフリカ・ロシア市場に近い地の利を有している。
トルコ工場は総投資額約5億米ドル(約475億円)で、2015年7月に稼動開始予定。生産能力は3万本/日。トルコおよび周辺市場への供給体制を強化し、グローバルでのタイヤ事業の拡大に取り組んでいく。