メルセデス・ベンツ日本は、『Gクラス』にクリーンディーゼルエンジンを搭載した『G 350 ブルーテック』を追加し、9月25日に発売した。納車開始は11月下旬頃の予定。
G350 ブルーテックは、Gクラスでは23年ぶりの日本市場導入となるディーゼルモデル。力強い動力性能と高い環境適合性を持つ3リットルV型6気筒ブルーテックエンジンを搭載。ピエゾインジェクターを用いたコモンレールダイレクトインジェクションやVNT(バリアブルノズルタービン)ターボチャージャーなどにより、最高出力211ps、最大トルク540Nmを発生する。
また、排出ガスに尿素水溶液「アドブルー」を噴射することにより化学反応(還元作用)を発生させて、有害な窒素酸化物(NOx)を大幅に削減する尿素SCR(選択型触媒還元)ディーゼル排出ガス処理システム「ブルーテック」を採用し、日本のディーゼル排出ガス規制に適合する優れた環境性能を実現している。
G350 ブルーテックは、現行Gクラスのラインアップでは設定のなかった右ハンドルを採用。価格は989万円。