英国ケータハムカーズは9月20日、F1グランプリが開幕したシンガポールにおいて、『エアロセブン コンセプト』を初公開した。
同社は、スポーツカーのラインナップ拡大を計画しており、まずは2014年秋、新型スポーツカーを発売する予定。エアロセブン コンセプトは、この新型スポーツカーを示唆したコンセプトカー。
そのデザインは、ウインドスクリーンのない2シーターの大胆なスピードスターボディ。「ケータハム・セブンCSR」と呼ばれる車台をベースにしており、F1マシンと同じプッシュロッド方式のフロントサスペンションが採用される。
フロントノーズの下には、『セブン485』譲りの2.0リットル直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載。最大出力240ps/8500rpmを発生する。トランスミッションは6速MT。エアロセブン コンセプトは、0-100km/h加速4秒以下の優れたパフォーマンスを実現した。
また、ケータハムのロードカーとして初めて、トラクションコントロールを装備。ローンチコントロール機能も付く。ボディはカーボンファイバー製で、軽量に仕上げられる。