日産自動車とタンチョングループは9月20日、ミャンマーでCKD生産に関するライセンスを取得したと発表した。両社は2011年、ミャンマーが市場を再開放して以来初となるグローバル自動車メーカーとなる。
今回の共同発表は、両社によるミャンマー投資委員会への申請が、今年8月13日に認可されたことを受けたもの。タンチョンモーター(ミャンマー)は、日産車の製造および販売の権利を付与された。
今回の認可により、タンチョングループはバゴー管区の工業地帯に生産工場を建設するための3か年プロジェクトに着手。新工場は本格稼働時に年間1万台の生産能力を持つ。2015年に日産『サニー』の生産を開始し、稼働開始時には300人の従業員を雇用する予定。
日産のカルロス・ゴーン社長は、「今回の認可は、我々のグローバルな成長計画において重要なマイルストーンとなる。我々はミャンマーの自動車産業発展に寄与することを約束する」とコメントした。