米航空宇宙局(NASA)は、9月21日・22日にニューヨーク科学ホールで開かれる展示発表会「World Maker Faire」で、地球に衝突する恐れのある小惑星の脅威への取り組み「グランド・チャレンジ」の講演を行うと発表した。
講演者はNASAのメイスン・ペック主任科学技術者で、出展企業が今後の小惑星ミッションで果たし得る役割について語る。NASAは産業界・学界・関係団体・一般市民に働き掛け、地球に衝突する恐れのある小惑星発見・追跡・進路変更に関する意見を初めて募ったばかり。今回の展示発表会はNASAと出展企業をつなぐ機会になると期待されている。
NASAは「World Maker Faire」の出展企業に対し、DIYプロジェクトの小惑星追跡支援活用法を知るなどの機会を提供する。また、宇宙開発コンテストのセンテニアル・チャレンジで認められた技術も展示される予定。